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韓国軍の敗退

この様に南北の軍事バランスに大差がある中で、北朝鮮軍の奇襲攻撃を受けた韓国軍は絶望的な戦いを続けていたが、ついに韓国政府はソウルを放棄し、首都を水原に遷都、ソウルは北朝鮮の攻撃により住民に多くの犠牲者を出した末に6月28日に陥落した。このソウル陥落の際、命令系統が混乱した韓国軍は避難民もろとも漢江にかかる橋を爆破してしまった。これにより漢江以北には多数の軍部隊や住民が取り残され、自力で脱出する事になる。また、この失敗により韓国軍は士気も下がり、全滅が現実のものと感じられる状況になった。
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韓国軍の敗因には、経験と装備の不足がある。北朝鮮軍は中国共産党軍やソ連軍に属していた朝鮮族部隊をそのまま北朝鮮軍師団に改編したものが殆どで練度が高かったのに対し、韓国軍は建国後に新たに編成された師団ばかりで、将校の多くは日本軍出身者であったが、各部隊毎の訓練が完了していなかった。また、来るべき戦争に備えて訓練、準備を行っていた北朝鮮軍は、装備や戦術がソ連流に統一されていたのに対して、韓国軍は戦術が日本流のものとアメリカ流のものが混在し、装備はアメリカ軍から供給された比較的新しい物が中心であったが、上記のようないきさつで結ばれた米韓軍事協定によって、重火器はわずかしか支給されておらず、特に戦車は1輌も装備しておらず、航空機も旧式のアメリカ製の戦闘機がわずかにあるだけであった。

その結果、陸軍はまたたく間に壊滅し敗走を続け、貧弱な空軍も緒戦における北朝鮮軍のイリューシンIl-10攻撃機などによる空襲で撃破され総崩れとなった。

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2009年11月10日 01:06に投稿されたエントリーのページです。

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